シャッフル さすがだね、を世界中で。
1972年のシャッフル
同点で迎えた9回裏
1アウト
ランナー2塁、3塁
3塁ランナーが還ればサヨナラの場面
打線の軸である3番バッターに打順が回る
この場面での3塁ランナーは全てのゴロに対して「ゴロGO」のサイン
相手の内野守備は当然のように前進守備を敷く
3塁ランナーもリードを大きく取り、投球と同時にシャッフル。
そこでベンチは
驚きの光景を目の当たりにする。
2塁ランナーがリードを大きく取り、
投球と動じに大きくシャッフルしているのである。
「必ず1本で還ってやる!」
そんな気迫に満ちた表情をしている。
場面をおさらいすると
同点で迎えた9回裏
1アウト
ランナー2塁、3塁
同点の9回裏なので3塁ランナーが還ればサヨナラ。
2塁ランナーは全く関係ない。
むしろセオリーではリードはしてはいけない。
(大袈裟に言えば2塁ランナーはリードをせずに塁上にいてもいいくらい)
しかし2塁ランナーは2球目、3球目と変わらず大きくリードを取っている。
2塁ランナーに対してベンチから罵声にも似た声が飛ぶ。
「お前は関係ないからリードをするな!」
「リード小さく!小さく!」
しかし、ベンチからの声は届かない。
それもそのはず・・・
この試合は
高校野球の夏の大会の初戦である。
大勢の観客の声とスタンドでのブラスバンド演奏。
ベンチの声なんて聞こえるはずもない・・・
そして迎えた4球目・・・
カキーンッ!!
3番バッターの振り抜いたバットから放たれた痛烈なライナーは
一直線でセカンドのグラブへ
「セカンドライナー」
その後どうなったかはお察しの通りです。
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大きくリードを取っていた2塁ランナーは
当然のように戻れずダブルプレイ
サヨナラのチャンスから一気にチェンジとなりました。
私の高校2年の夏の出来事です。
※私は2塁ランナーではありませんよ(笑)
この場面では2塁ランナーは
勝敗に関係ないので牽制死、走塁死は絶対にNG。
リードは1メートルくらいしていればOKです。
今日(8/14)の甲子園で
同じようなシチュエーション(9回裏同点で一死2、3塁)がありました。
(結果はセカンドライナーではないですが)
二塁ランナーがアウトにならなくて良かったです
ダブルプレイは一気に流れが変わりますよね・・・
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