ダイエットを始めたばかりの頃は、割と楽に体重が落ちると思います。
実はダイエット初期に落ちる体重の大半が、むくみなどで溜め込んでいた水分と言われています。
人間の身体の約七割は水分なので、余計な水分を溜め込んでいればいるほど体重が落ちやすいのです。
むくみは解消したいですが、水分を抜いただけでは水を飲んだらまた元通り。
これではダイエットとは言えないですよね。
短期間で痩せると謳っているダイエット商品のほとんどが、利尿作用を促して水分を排出するものなので、体重は落ちても、痩せたわけではないのです。
減量したいと思っている方のほとんどが脂肪を落として引き締まった身体を目指していると思います。
ところがこの体脂肪、水分と同様、体脂肪の量が少ないほど落ちにくくなるという特徴があります。
なので、体重100キロの人と体重50キロの人とでは、1月に落として良い体重も変わってきます。
無理なく脂肪を減らすには、月に体重の3%~5%ずつ減量していくのが良いとのことです。
それ以上のペースで体重を減らそうとすると、どうしても筋肉まで落としてしまい、基礎代謝も落ちてかえって太りやすい身体を作ってしまいます。
体重100キロの人であれば、1月めは5キロ、2ヶ月めは「95キロまで減った体重の5%」である4.75キロくらいが目安です。
ダイエットが進んでいくにつれて、落として良い体重も減るため、減量のペースを落としていくべきだということを覚えておきましょう。