その理由は、女性は妊娠・出産という大切な役割を担っている為。
もし妊娠中に、先に述べた食べられないという状態になったとしても、胎児や母体に最低限の栄養が行きわたるようにと、男性に比べて約10%ほど多く体脂肪が備わっています。
これが普通の状態です。
なので、見た目でも女性は男性よりもゆくよかで柔らかい印象をもたらしてくれるのです。
ですので、体脂肪=天敵として排除するものと考えるのではなく、必要な分にとっては女性にとっては当たり前であるという認識を持つ事が大切です。
これは太っているには含まれません。
では、どのような状態が”太っている”というのか、それは上の認識を持てば答えは簡単ですね。
必要な量、いわゆる適度と呼ばれる量を超えてしまっている体脂肪を、身体の中に持っている状態の事をいいます。
では、なぜ体脂肪が沢山ついてしまい太ってしまうのでしょうか。
太ってしまうメカニズムはこうです。
『食べるエネルギーが消費エネルギーを上回る』→『余ったエネルギーが脂肪細胞に蓄えられる』→『体型が崩れていく、つまり太った身体になる』
つまりは、食べ過ぎている状態か、運動不足の状態か、いずれかの状態・または両方の状態に陥っている状態が続いてしまっている事で、太ってしまうのです。
多くの人が40代を過ぎると、忙しかった子育てもひと段落つく頃になります。
すると、今まで忙しく動いていた活動量は、ぐんと減ってしまう事になる訳です。