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(8)統一教会より、恐ろしいのはローマ・カトリック教会だ!

 ヒラリー・クリントンの後ろ側に統一教会の勢力がいる。最近の統一教会は、「家庭連合」と名前を変えた。韓国発祥の奇妙な団体で、文鮮明が創立者で英語では「ムーニーズ」(統一教会)という。これはアラブ、中東世界にイスラム教の中に潜り込むように作られたISと一緒である。

 ヨーロッパ各国にもいる。アメリカにもいる。だから、首都ワシントンにムーニーたちがいっぱいいる。新聞記者や各省の官僚たちの中にもいる。これは日本でも同じである。本当に大きな金を出してきたのは笹川財団らしい。笹川良一の本当のお嬢様が曽野綾子さんである。曽野綾子の本名は町田知寿子(1931年9月17日生)である。笹川良一はスラッとしていて頭が切れて、戦前の国粋右翼で、ムッソリニーの真似をした。日本でも黒シャツ党でやっていた男で格好いい、戦後はアメリカに協力して反共産主義の運動をやってきた。

 副島氏の残りの人生は、統一教会との闘いだという。幸福連合、幸福実現党とか、みんな目つきがおかしいでしょう。瞳が濁っている。とにかく、世界中に深く蔓延ってしまっている、この集団を何とかしなければいけない。そのようにキッシンジャーが思っている。キッシンジャーは遂に、彼の人生の最後の土壇場で気づいた。これが彼の最後の大きな闘いである。

 それゆえ、副島氏はキッシンジャーと3巨頭(プーチン、トランプ、習近平)を応援することに決めたという。副島氏にとって人生での大きな決断である。このままでは世界を平和に管理することができない。この悪魔の集団が世界に大きな戦争を起こさせようとしている。日本では安倍晋三がそうである。昭恵夫人がそう、日本会議も。あれの正体が統一教会である。そして統一教会を作ったのが、ローマ・カトリック教会、就中イエズス会なのである。

 もう一つ、法輪功という中国の変な団体もある。あれは中国共産党を叩き潰すために作られた対中国ようのものである。もう一度言う。ISも統一教会も本当は誰が作ったのか? イスラエルごときではない。ISは最初のころはサウジアラビア王国(サウジ家)とイスラエルが作った。ところがサウジ家とかイスラエルを叩き殺してやると立ち向かってきた。フランケンシュタインを作ってしまったのである。だから、イスラエルのネタニヤフ首相も、サウジ国王も「プーチン、トランプ、習近平よ、助けてくれ!」となった。これが今の世界の巨大な真実である。

 副島氏は佐藤勝氏との対談でこの大きな結論を言った。「バチカンだ、ローマ教会だ。イエズス会だ。これが人類の諸悪の根源である。」大思想家ニーチェの最大の敵もローマ教会キリスト教だった。副島氏は殺されてもいいと思って、そのことをはっきりと言うようにした。「沈黙」という映画が45年ぶりにリメイクされて、日本に来た。それがどうも出来が良くない。スコセッシ監督がイエズス会に監視されて、その監視下で作られたようである。

 「私たちを助けてください、マリア様」と拝んでいるのは、イエス・キリストの母親のマリアではない。マグダラのマリアである。マグダラのマリアは弟子であり、奥様だった。イエスとマリアにサラという女の子がいたという。それがフランスに逃げた。それで聖杯伝説が生まれた。キリストの血を受けたメロビング朝、カロビング朝のフランス王家という話につながる。小説「ダ・ヴィンチ・コード」がそれを示している。ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」の中でイエスの横にいるのはマグダラのマリアであり、ヨハネではない。(これについては、異説があり、イエスに子供はいなかったという説もある。ダ・ヴィンチが描いたのはイエスの妻であるマグダラのマリアであると考える。しかし、私はイエスには子供はいなかったという説をとる。)

 副島氏の最大の敵は統一教会(ムーニー)である。対ヴァチカン、統一教会やISと闘うつもりである。副島氏の結論を信じる、信じないは皆様の勝手である。

ローマ 世界においしいしあわせを

レオナルド・ダビンチは 天才であります。

誰が何と言おうと それは 彼の素描を見ただけで分かる。

正確無比。物の深部までくまなく探る視線。

汲めども尽きることのない 科学者としての探求心と 好奇心。

そして、名声への 執着。

(旧ブログでも こんな記事を書いているね→)

 

上野 西洋美術館にて 現在開催中の

「アルチンボルド展」にて、色々 考えたんですわ。

 

アルチンボルドはね、イタリア人の画家。

こんな絵を 描いています。

 

 

 

・・・妙。

 

ふざけてると、思うでしょう?

大真面目に ふざけてます。 

時の神聖ローマ皇帝フェルナンド1世に仕え

そこから、マクシミリアン2世、ルドルフ2世と ローマ皇帝三代にわたって

宮廷画家として 仕え 名声を得ました。

 

すんごいひとなの。

すんごいんだけど、なにしろ、描いた絵が このよーに ぶっ飛んでます。

これは寄せ絵と言って、様々な生き物や物を組み合わせ

肖像画としているんです。

この、お野菜魔人は ローマー皇帝 マクシミリアン!

描かれた マクシミリアン様は お怒りになっただろうって?

いいえ、バカ受けだったそうです。

もっと描け もっと描けってんで、代表作 連作『四季』と『四台元素』が生まれました。

 

 

不思議だなあ・・・。

 

皇帝だよ。

 

こんなん描いて、牢屋に入れられるかもって 考えなかったんかいな?

 

なかったんだろうな。  うん。

 

だってね、

上手なの。  絵が。

いやさ、 画家ですもの、上手で当り前だろうって、思うかもだけど

そういう事じゃなくて、なんていうか、こう、

見てるひとが、思わす 笑っちゃうみたいな、

朗らかな絵なんだよ。

たとえばね、四台元素の中の、『土』は、様々な動物で出来た顔なんだけど

その寄り集まった 動物たちが みんないきいきしてて、

そんで、 可愛いの。もう、可愛くって ふわふわなの。

さらに、ただ、動物を顔型に並べただけじゃなくて、

顔の筋肉の構造を意識して そこに、ぴたりと当てはまる動物を選び出して

しっくりと収めてる。自然科学を ちゃーんと、勉強してるんだね。

だから、一匹一匹 動物として鑑賞できるし、肖像画としても鑑賞できる。

もっと、ビックリは そんな中に ちゃーんと、神聖ローマ帝国の繁栄や永遠を

祈る モチーフ、関連性のある事象を潜ませている。

 

ちゃーんとしてるから、皇帝も あっぱれであるって、感心してしまったんでしょうね。

そうやって、納得してもらえる 自信が アルチンボルドには あったんだと思います。

 

さて、 ここまで、リアリティーを持って ふざけられた

アルチンボルドや、この時代の画家たち 科学者たちが

お手本としたのは 誰かと申しますれば

しょっぱなに ふれた、大天才 レオナルドダヴィンチ。

彼がいたから、この時代の博物学は 飛躍的に深まったそう。

きっと、アルチンボルドも、尊敬してたでしょうね。

 

展覧会にも ダヴィンチの素描が何点か ありまして、

圧倒的な力量を 感じさせてもらいました。

 

的確に 写し取られた植物『ミクリ』。

色を付ければ 写真に見えそうです。

ほかにも、異形の人物スケッチなども、何点か。

それらを、模写した 同時代の作家の素描もありましたが

比べると、その差は 凄まじいものがあり・・・。

 

 

ふむぅ・・・。

 

唸る、そらまめ。

 

 

そしてね、

鑑賞を続けていくうちに、

アルチンボルドの素描のコーナーにいきつきました。

それは、皇帝が プロパガンダのために、国民に用意した

祝祭のための、衣装デザインなどの スケッチでした。

彼は 宮廷画家であり また、

皇帝直属のアートディレクターのような仕事もこなしていたそうです。

 

魔法使いの扮装。

馬を飾る 皮の細工物。

着ぐるみの竜。

滑稽なコックの衣装。

 

なんて、

なんて、楽しいんだ!

温かい線。

軽やかな線。

楽しんで 仕事しているのが 数百年たった今でも

紙の中から 滲みだしてくる!

 

やっぱり、このひと、絵が上手!

見てるこちらを ワクワクさせる 天才なんだよ!

 

 

 

天才を 比べるのは、何も意味はないけれど。

きっと、知識や 本当の力は レオナルドダヴィンチの方が、上。

 

ただ、

出来上がった絵がもつ、ひとを 『楽しませる』パワーは

アルチンボルドの方が 勝っているようにも 感じました。

 

 

どっちがいいとか、  無いんだけれどね。

 

天才にも 色々 あるのだな、と、思ったんですよ。

 

?おまけ?

 

アルチンボルドメーカーですって。

会場入り口で、フレームの前に立つと あら不思議!

アルチンボルド風、似顔絵が完成しますよ~。

そらまめ。

 

そっくり。(笑)

 

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