シャッフルのお取り寄せ情報、売り切れたらもう終わり、再入荷はほぼありませんのでご注意を
ジャイアンツヴィーナスダンススクールの
のどか?まめ?さやか?むつみ
マスコミが絶対に書かないシャッフルの真実
数年ぶりの「本格的な」小城羊羹。
賞味期限切れだったのは、いかにも弟らしいですが...。もちろん、おいしく頂きました。
優しい弟に、感謝。
今回は、地域・年代限定です。
1983年からの数年間、関東近辺で生活をしていた「男子」限定!!
1983年の4月から、フジテレビの関東ローカルで土曜日の深夜に放送開始された「オールナイトフジ」は、その当時青春時代を過ごしていた男子にとっては、最高の楽しみでした。
関東近辺の現役女子大生が大挙出演する、夢のような番組なのでした。
素人を集めて、とんねるずや片岡鶴太郎がいじりまくる、ゆるーい作りでしたね。
でも、女の子たちの個性がわかるにつれて、ご贔屓のコが出てきたりして妙にドキドキしていたものです。
私のお気に入りのコの実家が、私が住んでいたアパートから近かったので、友人といっしょに見に行ったりしていました。
でも、その頃付き合っていたカノジョのほうが、ずっとカワイかったのは自慢でした。
と、青春の思い出が次から次へと蘇ってくるのですが...。
「オールナイトフジ」の出演者は、番組内で体当たりのレポートなどをやっていたんですが、オリジナルの歌も披露していました。
それを商業的に完成させたのが、「チュッとセンセーション」というアルバムでした。
歌っているのは全て素人なので、歌については書きません。
でも、詞は「女子大生」ならではのポイントを突いた、限定的なもので、それまでになかったものです。
このアルバムで特筆すべきは、作編曲とキーボードを担当している佐藤準のセンスです。
佐藤準は、井上陽水から小椋佳、Char、高中正義、尾崎亜美、今井美樹、角松敏生などの、ニューミュージックやJ-POP、フュージョンで活躍した重要人物です。
彼の作曲した作品を聴いてみると、正統派のポップ・ソングが多いですね。アレンジしたものも、キャッチーなサウンドが多いように思えます。
この「チュッとセンセーション」は、全10曲中7曲が佐藤氏の作曲で、アレンジは全て彼の手になるものです。
とにかく、彼が作り出す音を聴いてもらうのが手っ取り早いんですが、まともな音源が1曲だけしか見つかりませんでした。
小倉良の作曲ですが、王道のポップソングですねー。佐藤氏のアレンジも、キラキラしてて素敵です。
番組自体が関東ローカルだったせいで、このアルバムも関東だけで売れてたはずです。
そんな事情をふまえた上で、佐藤準も遊び心満載の大胆なアレンジをしています。
例えば、「気分はセミヌード」のイントロは、当時のヒット曲Cyndi Lauperの「ハイスクールはダンステリア(Girls Just Want To Have Fun)」をそのまんまパクってます。
もういっちょ!
オールナイターズの自己紹介ソングという感じの「女子大生にさせといて」のイントロは、Rickie Lee Jonesの「恋するチャック(Chuck E’s In Love)」の印象的なイントロを使っています。
こんなに大胆な借用は、全国的なメジャー作品ではできないでしょう。佐藤氏、思いっきり遊んじゃってます。
まともな音源はありませんが、私のお気に入りは、打ち込みドラムに佐藤準氏と思われるチョッパー・ベースがハデなファンク・ナンバー「黄昏FREEWAY」や、珍しい鶴太郎のヴォーカルが楽しい「プッチュンカルメン」です。予算不足を逆手に取ったシンセによる「疑似」ホーンセクションのアレンジが楽しいですね。
ヴォーカルの貧弱さを感じさせない、ゴキゲンなシャッフル「東京カンカン娘’84」も素敵です。
是非ともCDで聴いてもらいたいものです。
ライヴの映像がありますので、おヒマな方はご覧になってみて下さい。
音質が悪すぎて聴くに堪えないですが、当時を知る人にとっては懐かしさ満載のハズです。
実は、このオールナイターズの存在は、現在まで続くJ-POPの原点になってるんです。
「オールナイトフジ」の番組スタッフだった秋元康は、この路線を発展させて、「夕やけニャンニャン」から「おニャン子クラブ」を立ち上げます。素人っぽさを売りにするという路線ですね。その後、AKBグループへ発展するのは、皆さんご存知のとおりです。
ですから、AKBファンの方も、要チェックの作品なのです。
懐かしさと、新しさと。
じっくり聴くと、楽しいですよー。
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
- ¥1,888
- Amazon.co.jp
- ¥2,100
- Amazon.co.jp